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タピオカストローでガラスロッドを作ってみた【ガラスフュージング】

ガラスフュージング フリーズフュージング

ガラスフュージングで人気のガラス「ミルフィオリ」。

円柱型の中にまるでお花が咲いているかのようなガラスパーツで、フュージングアクセサリーやガラス皿などで大人気のガラスです。

また、お花の形でなくても丸や四角、ハートやアルファベットがガラスの中にあるムリーニと呼ばれるものもあります。
※ムリーニの中でお花の形状のものがミルフィオリと思っていただいた方が良いです。

ガラスフュージングを楽しんでる方なら一度は使ったことがあるのではないでしょうか。

このミルフィオリやムリーニ、元々はガラスロッド(ガラス棒)になっていて金太郎飴のごとくカットすることによって、いつも皆さんが使用しているガラスパーツになってます。

ということは・・・

ガラスフュージングで好きな色のガラス棒を作ることが出来たらたのしくね?
たとえお花の形状には出来なくとも、自分の好きな色を組み合わせてガラスロッドを作ることができれば作品のバリエーションも広がること間違いなし。

というわけで今回は、ガラスフュージングでガラスロッドを作り、それを使って
ガラスフュージングを楽しんでみたいと思います。

ガラスフュージングでガラスロッドを作りたい

ガラスロッドの形状ガラスロッドを作るにあたり、まず最初の問題は形状はどうしようかなというところ。

ムリーニやミルフィオリは円柱の物が多く、どうせ作るなら円柱のガラスロッドを作りたいよね。

ガラスフュージングでガラスを丸い棒にするには

さぁ、好きな色を組み合わせて丸型のガラス棒を作ろうと思い最初に思いついたのが

板ガラスを細長くカットし組み合わせてフルフューズで焼成する

表面張力で上面は丸くなるが棚板に接触する底面は真っ平になってしまい半円形状のガラス棒になっちゃうな・・・ 却下

底面が丸くなるように棒状の石膏型を作りガラスを詰めて焼成

今度は上面が溶けて平らになるだろうなぁ・・・
石膏型を作るのめんどくさいし・・・
 却下

どれもイマイチきれいな丸型のガラス棒を作ることが出来なさそう。

今回の内容を動画にしました

フリーズフュージングの可能性にかける

いろいろ試行錯誤し最終的に残ったのはフリーズフュージング
水を含んだガラスパウダーを型に詰めて、凍らせてから焼成するという
過去にも何度か挑戦した技法です。

このフリーズガラスフュージング。
型から外した凍ったガラスは焼成しても形状があまり変わらないという画期的な技法。

つまり、今回の丸型ガラスロッド制作にジャストミートではないだろか。
いけるはず・・・

タピカストローでフリーズフュージング

そうと決まればまずは細長い円柱形のシリコン型が必要。
ところがそんな都合のいい物などあるわけもなく・・・
細長い筒・・・ 細長い筒・・・ みつけた!
タピオカストローこれにガラスパウダーを詰め込んで冷凍すれば筒形のガラスが出来上がる・・・
天才!

タピオカストローにガラスパウダーを詰める

型さえ見つけてしまえば話は早い、さっそくガラスパウダー3色を用意して水を含ませる。

容器に出したガラスパウダーに水を適量注いでしばらく放置。
ガラスパウダーが沈んだら上澄みを捨てて出来たシャリシャリのガラスパウダーを使います。

ブルズアイ ・0136デコグレー・ 0126スプリンググリーン・ 0114コバルトブルー

タピオカストローは真ん中に切り込みを入れて開き、両面テープと消しゴムで固定。
そこに水を含んだガラスパウダーを詰めていきます。

冷凍庫で約5時間凍らせる

ティッシュペーパー等で水分を吸い取りながら詰めていき、タピオカストローを元の状態に戻します。

そのまま冷凍庫で5時間ほどガッチガチに凍らせる。
もちろん5時間以上でもOK。夜仕込んで翌朝まで凍らせても構いません。

タピオカストローから外して電気炉で焼成する

5時間しっかり凍らせたらタピオカストローから取り出します。
ストローにくっつくこともなくスルッと取れてくれるのでご安心を・・・

凍ったガラス棒の出来上がりです。

さぁ「いざ焼成!」と行きたいところ。
がしかしここで問題が・・・

このまま焼成しちゃうと棚板との接地面が真っ平になってしまい、半円型のガラスロッドが出来上がってしまうぞ
ファイバーペーパーを駆使して受け皿を作る2mmのファイバーペーパーを2枚重ねて溝を作り、そこに1mmのファイバーペーパーを半筒状に折り曲げて置く作戦。

左:焼成前 右:焼成後

フリーズフュージングの設定温度

・200℃で10分キープ
・490℃で10分キープ
・710℃で10分キープしながら目視で調整
・530℃で1時間キープ
・490℃で30分キープ

ガラスロッドをカットして並べて焼成

想像よりいい感じで焼成できました。
どうしても重力で楕円形にはなってしまいますが、これなら許容範囲内ではないだろうか。

ガラスカッターG-CAMでカット出来上がったガラスロッドを金太郎飴のごとくガラスカッターG-CAMでカットしてみたら、なかなかのキレイなガラスパーツが出来上がりました。

これであればいろんな色を組み合わせてバリエーション豊かなガラスパーツが作れそうです。

クリアガラスを上に載せてフルフュージング

もう1種類ガラスロッドを作っておりましたので互い違いに9個並べてその上にクリアガラスを乗せて焼成してみました。

皆さんがミルフィオリなどでアクセサリーを作るときによく使用する焼成方法ですね。

面白いガラスが出来上がりました。
ガラスパウダーが作り出すマーブル模様が様々な表情を出してくれてます。
ガラスパーツを自作するというのもガラスフュージングの醍醐味ですね。

ガラスフュージングは楽しい

今回は一見すると無謀としか言いようのない感じの挑戦でしたが、なかなかの好結果を得られたと思います。

皆さんも購入したムリーニやミルフィオリだけでなく、自分の好きな色でガラスパーツを作ってガラスフュージングをもっともっと楽しんでみてはいかがでしょうか。

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