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これは便利!ガラスカッターG-CAMを簡単カスタマイズ【プラスチックケースの取付け】

ガラスフュージング

ガラスカッターG-CAMというガラスカッターをご存知でしょうか。

ガラスフュージングはもちろん、バーナーワークやステンドグラスなどあらゆるガラス工芸で何かと重宝するガラスカッターG-CAM。

丸い刃の間にガラスを差し込み握ってパキパキとガラスをカットするガラスカッターで、ガラスロッドをカットや細かくガラスをカットしたり、ガラスの形状を整えるために使用したりするカッターです。

ガラスカッターG-CAMの刃は、刃物の街で有名な兵庫県三木市で製作されたもので切れ味はバツグン。
力を入れるのが苦手な方でもガラスがカットしやすいのがいい感じ。

また、刃の後ろには黒い袋がついており、カットしたガラスが飛び散らずこの袋の中に飛び込んでくれるので安全面でも安心なガラスカッターです。

もっと使いやすくカスタマイズしてみよう

このまま使用しても全然OKのガラスカッターなのですが、先日アップいたしましたガラスカボションを制作するときに気づいたことがありまして・・・

カットした後のガラスが見えない
先日アップしたブログはこちら

カット後のガラスはいい感じで黒い袋に入っていってくれるのですが、袋が黒いだけにガラスがどのサイズでカットできたかが見えないので、袋から出して確認しないといけないわけです。

袋が透明なら見えるのに・・・
かといってビニール袋ではガラスだけに破れる危険性も高い。

そこで思いついたのが

透明のプラスチックボトルならいいんじゃね
刃の後ろが黒い袋の代わりに透明のプラスチックボトルなんかが付いていれば、安全だし中身は見えるし・・・

早速やってみました。

今回の内容を動画で紹介してます

プラスチックボトルを取り付ける方法

用意したのはガラスフリットやパウダーが入ってるプラスチックボトル。
もちろんペットボトルをカットしたものなんかでも構いません。

これをガラスカッターG-CAMの後ろに付けたいのですが、接着するわけにも行かないし、ネジどめなんかも難しそうだし・・・

そこで考えたのが、結束バンドと金折。

結束バンドは皆さんご存知のキリキリの締め付けるタイプの閉めちゃうと緩めることができないやつ。
100均なんかでも簡単に手に入るやつですね。

金折というのは棚などを取り付ける時に使用するL字型の金具で、皆さん一度はみたことがあると思います。
ホームセンターなどで1個数十円で売ってる金具です。

つまり、結束バンドでL字型の金具をくくりつけて固定しようという作戦です。

プラスチックボトルに結束バンドを巻く

結束バンド(幅の広いものの方が安定しやすい)をプラスチックボトルに巻きます。
金折を入れるのでひとまず軽く締めておきます。
※2本くらい使うと金折を差し込んだ時に安定しますよ。

金折を差し込んでしっかり固定金折の片側を結束バンドとボトルの間に差し込んで、結束バンドをしっかり締めて固定します。

持ち上げて金折が抜けなければOK

ガラスカッターG -CAMに結束バンドを縛ります

プラスチックボトルの口の中央部分に刃の位置が来るように確認して、ボトルに取り付けた金折を取り付けることができる位置にガラスカッターG -CAM側にも結束バンドをくくりつけます。

金折を差し込んで結束バンドを締めて固定

金折を差し込んで結束バンドをしっかり固定して完成。
プラスチックボトルを取り付けることができました。

特別な道具を使うこともなく簡単に取り付けることができるので、皆さんもぜひやってみてください。

見える!カットしたガラスが確認できる!!

実際に使ってみましたら面白いようにカットしたガラスがプラスチックボトルに吸い込まれていきます。

そしてカットしたガラスがしっかり見えてます。どんなサイズ、どんな形状でカットできてるか一目瞭然。
これでかなりカットしやすくなりました。

便利技はみんなでシェアしたいよね

カット実験した後気づいたのですが、結束バンドには柔軟性があるのでちょっと引っ張ればボトルを取り外すことができるんです。

これであればカットした後のガラスをそのボトルのまま取り外して保存しておくこともできますね。
色ごと、ガラスごとに分けてカットしてそのまま保存なんてこともできちゃいます。

結束バンドの代わりにホースバンドを使ったり、まだまだ他にもっと便利なやり方もありそうな感じもしますね。

「こんな感じで取り付けたらもっといい感じだったよー」とか
「私はこんな感じでカットしてます」など・・・

どんどんシェアして、みんながより便利にガラスを加工できるようになってくれるのがいいなぁなんて思っております。

僕自身もまた便利な技を発見したらまたシェアさせていただきますね。

さぁ、みんなでガラスを楽しみましょう!

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